ときどき超低音が聞こえるのでなにかと思えば地下鉄の音なのですね。夜の間も、地下鉄の音やパトカーのサイレンが聞こえます。起きてしまうほどではないけど。朝は6時くらいにケータイの着信で目が覚める。日本は夜7時なので誰かと思ったらスクールのかたからでした。でも眠いので出なかったらまたかかってきた。内容は10月からのレッスンの日程と授業料の支払い。すみませんね。海を渡って伝えていただき。
再び寝てから7時半くらいに起きて、支度をしてからオーナーさんに電話。3階の部屋から1階のパーラーに降りて、すぐに出てきたのがラビオリとサラダ。トマトソースのラビオリが美味しくて、そしてサラダがむしゃむしゃ新鮮で。さらに焼きたてマフィンとホイップバターの相性が抜群で朝から幸せです。パーラーにはすでに男性がいて、ご主人なのかと思ったら常連のかたのよう。レンタカーでまわっているのだそうです。食べていると昨晩から宿泊しているひとたちがどんどん起きて集まってくる。みんな一人旅のようです。ニューヨークに何日間もいて、いろんなところをまわるのだけど、ぼくは実質2日しかいないから話を聞いているだけでまた来たくなります。途中、歌手をやっているというTomitaさんが来る。先日渋谷でライブをし終えて、ニューヨークに戻ってきたそうだ。ライブのフライヤーをもらう。渋谷や名古屋でのワンマンが多いのだそう。ここのホテルは小型犬を飼っていて、とても人なつこい。前足の付け根のあたりをマッサージしてあげたら、お腹を見せるように寝込んでしまった。
9時過ぎ、出発。Qラインに乗って34thSt.へ。最初はMOMAに行こうとしたけど、なぜかここで降りる。地上に出て警官に聞けばわかるかと思いきや「なに?知らない」という。いろんなひとに道を聞いたけど、アジア人がなめられているのかもしれないけれど、みんな道や有名な場所を知らない。もしくは道案内が下手。「まっすぐ行って左だよ」というけど実は右に行くのが正解だったり。でももちろん親切なひともいて、丁寧に親身に教えてくれるんだけど。やっぱりアメリカって極端だ。
MOMAは34thSt.ではないことがわかったので、再び地下鉄に乗り、52ndSt.あたりで降りる。地上に出るとコロンバス(コロンビア?)サークルがあった。このサークル、地図で見覚えがあるけど、いったいどこだ?地図をみればいいんだけど、ちょっと考えたいのでまずは歩いてみる。近くにトランプタワーがあって、そして大きそうな公園がある。ニューヨークテクノロジーカレッジがある。まさかと思ったが、公園はセントラルパークで真ん中まで来てしまっていたのでした。ここで地図を確認。MOMAまで歩ける距離なので地下鉄に戻らず、リッツカールトンの角から南下。途中ソニーの体験施設「ソニーワンダー」があるので寄るが改装中で「プレステ3の体験しかできない」という。ここでは顔や声紋を1枚のカードにできるんだけど、10月まで一部しか開館してないのだそう。残念。
そしてまた歩く。ニューヨークはどこも建築ばかりしている。1ブロックに1つは必ず改装やらリフォームしていて、歩道を閉鎖するから車道に出ることがしばしば。みんな、あともう少しで完成、っていう中身なのがなんか不思議。早く完成させよう。
MOMAに到着。企画展としてゴッホをやってました。チケット売り場のおばちゃんが「日本のかたですか?」というので「日本のかたですね」と答える。「ゴッホ行くならば別途入場券をもらってください」と親切に教えてくれる。正直、絵画はよくわからない。平面の絵はひょいひょいと観て、有名どころがあればちょっと止まって観る。ゴッホも「ポテトを食べるひとびと」やカフェの絵は見るが、ほかは正直よくわからない。でも館内が広いので11時くらいから14時前までいた。![]()
昼食を食べたいので探そうとしたらMOMAのすぐ近くでサラリーマンがたむろして食べているのを発見。名前は「haralguys」という。銀色のアルミ鍋に細かく刻んだレタス、タイ米、スブラギ、ナンを乗せ、ホワイトソース、スパイスソースをかけられて食べます。これ、ほんとにおいしい。日本人も納得の味だと思う。しかも$5と安い。外でそのまま食べる。半袖でちょっと寒かったけど、辛さもあってあたたまってきた。
次はMUJIを探しにタイムズスクエアへ南下。このあたりから昨日歩いた道だからよく覚えている。がしかし、MUJIの場所がどうやら違うようで、探しても無い。しょうがないから、SOHOへ行き、長袖を買うことにした。いろんな店があるが、バナリパやらH&Mに行く。店に入ると「Hi. How are you?」と言われるので笑顔で「fine.」と返すと店員さんがほほえむ。日本だとみんな店員に言われても無視するけど、こういう習慣ていいね。どちらの店もセールをしていたので結構安い。でも自分に合うSmallサイズが無いので諦めた。結局、ユニクロでパーカーを購入。これで夜も安心。よかったよかった。
次の場所に移動しようと地下鉄に乗ろうとしたら隣のアジア人がMUJIの袋を持っていた。日本人かと思い、日本語で話しかけたら理解できていない顔をしていたので英語で質問するとだいたいの場所を教えてくれた。「正確には覚えていないんだけど」というけどとてもありがたい情報。改札通ったけど再び地上に出てMUJI捜索開始。SOHOからCanalSt.に歩いて左側というようなことを言うのでしばらく歩き、でも見つからないので諦めかけたそのとき、黒人のひとがMUJIの袋を持っていた。近くだと思い、そのまま南下すると右側に発見。店内に入ると日本のプライスタグそのままにドルのプライスシールを貼っていた。158円の筆箱は$2.5。店員さんは日本人かと思ったら中国人ぽい。食料品は扱っておらず、でもそれ以外はそろっていた。MOMAのデザインストアの一部にもMUJIコーナーがあるけど、独立した店舗のほうがMUJIっぽくていいなあ。で、特に何も買わず。日本でも買えるものばかりなので。
安心して、CanalSt.から南下。RectorSt.で下車して、グラウンドゼロへ。建物の集団がごっそり無いので、場所がすぐにわかる。今の状況がよくわからないけれど、こんな広い範囲で建物があり、そして崩れたのだというのがイメージできない。![]()
17時過ぎ、再び34thSt.に行き、エンパイアステートビルを目指す。駅から2ブロック離れているのでちょっと小走り。バナリパがあったのでサイズがあるかと思ってみるけど、やっぱり無かった。エンパイアはすごく混み合っていた。そろそろ日が落ちるころというのもあるだろう。20分くらいかけて荷物検査を済ませ、20分くらいかけてやっと上まで上れた。デフォルトは86階まで。でも来た意味が中途半端になるので追加料金を支払って102階まで行く。ここまで行くひとはなかなかいないようで、86階から102階へのエレベーターはぼく一人だった。東京タワーに行ったときも、標準の展望台にはみんな行くけど、その上の特別階は行かないんだよね。もったいない。で、86階から上のエレベーターではエレベーターボーイさんと会話。階数表示がフィートになっていて最上階が「1250」と表示されていたり、扉が網で、しかも手動でしめるレバーがあったりして「おお、すごいねえ」と言いつつ、「カメラで撮りなよ」とも勧められるので撮影。102階に着くと360度パノラマの、地上に降る星のような輝きが目の前を覆い尽くされた。感嘆せずにいられず、同時にカメラでぱしゃぱしゃと撮影。まだちょっと夕焼けが残っているのか、青い空との対比もキレイ。86階を楽しんだ日本人が上ってきて言うには「102階のほうが全然いいじゃん!」と。追加料金支払う価値があるね。
時間が無いので5分くらいで86階へ降りる。86階からの景色は屋内からだけ楽しんで下へ。下に行くにも混み合っているので途中途中で小走り。そういえば、ニューヨークのひとたちは、観光客はもちろん、サラリーマンすらも走らない。急ぐことがないのか、急がないのか、走っている姿をみない。赤信号でも歩いて横断する。
19:40ごろ、34thSt.から6ラインでAstorSt.へ。20時開演のブルーマンにどうにか間に合った。遅刻するとそれをコンテンツにされてしまうので危険なのです。危ない危ない。ブルーマンは六本木でみたので内容がかぶっているけれどおもしろい。ずっとあはあはと笑ってしまった。六本木よりも半分くらいの狭さで、さらに人気があるので安売りのチケットは出ないのだそう。今回も満員のお客さんでした。日本と違うのは観客を起立させたり、座らせたりする部分か。
終演後、博多ラーメンの「一風堂」に行こうとするけど、MUJIと同様、覚えてきた地図を思い出してもなかなか見あたらない。6ブロックくらい歩いて、諦め、ホテルに向かう。
昨晩と同じく、近くのデリでフルーツジュースとオーナーさん、オーナーさんの子用のビスケットを購入。今晩もデリの中国人(たぶん)のひとに「Thank you. Good night.」と言って店を出る。ちょうど閉店作業のようで、このあと、近くのフローズンヨーグルトのお店でブルーベリーを買ったあと通ったら明かりが消えていた。フローズンヨーグルトは今アメリカ中で流行っているそうです。いろんなお店があって、今回行ったお店はオリジナルやブルーベリー、緑茶、マンゴーのベースにトッピングを入れて楽しみます。トッピングはココナッツ、チョコ、各種フルーツ。$5くらい。冷たくてコクもあり、おいしい。
ホテルに戻って鍵を開けようとすると中から開けてくれた、と思ったら後ろに別のお客さんが帰宅してきてて、それにあわせたみたい。鍵穴に入れようとしていたところだったのでちょっとびっくり。部屋に入り、荷作りなどもして、あまり寝ないようにがんばり、2時にシャワーを浴び、3時くらいに寝る。
ニューヨークは2日間では絶対に足りない。いまとても消化不良。
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